農薬や肥料を使わない自然栽培で育てたお野菜やメロンの宅配サービスをご提供します。

第9回富士山麗無農薬栽培勉強会

11月1日金曜日に第9回富士山麗無農薬栽培勉強会を開催しました。

最初の発表ははせがわ農園です。

8月にメロンを終えた後に、ズッキーニを植えました。

ウリ科の連作でしたが、生育は問題なく良好です。

 

メロンの連作も特に問題はありませんでした。今年は夏メロンを終えてから体調を崩したため、秋メロンの出荷はできませんでした。栽培した株数も1株のみに変更しました。

来年は、なるべくメロンに特化した計画を立てて、収量を増やしたいと思います。

 

去年の3月に植えた果樹の木たち(リンゴ、桃、梨、イチジクなど)も生育は良好です。2年後の収穫を目指しています。

次は、なごみ農園の宮田さんです。

今年初挑戦をしたレンコンが無事出来ました。

思っていた以上に横に伸びるそうで、植えるときの間隔を検討との事でした。

写真はありませんが、お米の脱穀を終えたそうです。脱穀の時に青いお米が出て、一般的には選別の時にはじかれるのですが、青いお米は風味があり、味は美味しいとのことでした。

霜に当たると実が痛むので、霜が降りる前に乾燥させるのが大事です。

次は、富士山麓有機農家Seed Bankの鈴木さんです。

  Seed Bankの活動で、今年から棚田を借りてお米の栽培を始めています。「お米の種をつないでいく」がコンセプトです。

7種類の在来種を栽培しました。

収穫は水をはったまま行います。これは、水の中の生物たちの多様性を守る目的です。

また、水をはった状態を続けて2年後3年後どうなるか観察を続けるとの報告でした。

収穫はバケツに入れながら手がりで行います。

植え方は1本植えで、32分けつでした。

また、写真はありませんが稲の間にはねずみの巣があったり、鹿がいる地域のため毎朝鹿がお米を食べるそうです。もち米が特に人気みたいで収量が減ったとの報告でした。

次は、こだま農園の吉目木君です。

イチゴのランナーを伸ばし、苗を作りました。夏場の草管理が大変で、草に覆われましたが、苗は無事だったそうです。

10月末の定植です。今後寒冷紗などをかぶせるとのことでした。

次は、里山てるてる農園の上田さんです。

エゴマの刈り倒し作業です。とても手間と時間のかかる作業なんですが、今年は富士の福祉事業所スマイルベリーファームさんに仕事の依頼をして一緒に作業しました。日程も、あらかじめだいたいのスケジュールをお伝えしておけば作物の成長具合やお天気にも合わせてくれました。スマイルベリーさんは、自然栽培パーティーに所属されており農福に取り組んでいます。

家庭菜園のトマトです。トマトとバジルを混植させて栽培しました。バジルがトマトに寄りかかっている株だけ今も元気に実をつけているそうです。何か関係が有るのかもしれません。
バジルは水を好む作物のため、トマトにはあまり必要ない水を吸ってもらい、乾燥状態の畝を作るのが目的です。
今回は以上になります。

次回は12月6日です。時間は19時からで、場所はseed cafe(富士宮市淀師1121-7)になります。

第10回目から勉強会の名前をオーガニックライフ勉強会に変更しました。農業、食、環境など様々なテーマを扱う方針に変え、幅広い情報の共有を考えています。

また、第10回の勉強会から僕は個人的に休むので、勉強会のホームページでの報告もしばらくお休みします。

勉強会は毎月第一金曜日に開催するので、ご興味のある方はお気軽にご参加下さい。

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