農薬や肥料を使わない自然栽培で育てたお野菜やメロンの宅配サービスをご提供します。

第8回富士山麗無農薬栽培勉強会

10月4日金曜日に第8回富士山麗無農薬栽培勉強会を開催しました。

今回の内容は、「ゲノム編集」についてです。

10月1日にゲノム編集技術で開発した食品の事前相談、そして届け出の受け付けが始まり、食品の詳細や問題点がよく分からないまま進んでいるイメージがあるので、富士山麓有機農家Seed Bankの鈴木一正さんを講師として迎え、説明して頂きました。

そもそも「ゲノム編集」とは何かというと、狙ったターゲットの遺伝情報を切り取ってしまう最新の遺伝子操作技術です。

凄く簡単に言うと、例えば甘いトマトを作るために酸味を作る遺伝子を一部切断してしまう技術です。なので、消費者のニーズに特化しやすく、目的のために確実に遺伝子を改変できるので、効率がいいのが利点です。

問題点は、食の安全性が確保されないまま運用だけが進んでおり、食品表示の義務化がありません。また、自然環境の中で交雑が始まったとき、ゲノム編集された植物の花粉が広がり、日本各地で受け継がれてきた在来種などが影響を受け、文化伝統の破壊につながる恐れがあります。

富士宮でも反対の署名を集めたり、静岡県内で同じ考えの方々とつながり反対の活動を継続していきます。

 

 

次回は11月1日です。時間は19時からで、場所はseed cafe(富士宮市淀師1121-7)に変更になります。

皆様のご参加、お待ちしています。

 

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